« Vista における aspi32.sys の更新 | トップページ | 目覚まし音に気付かない »

2009年7月 6日

「本来の『有給休暇』の使い方とは、体調不良により休む場合です」という暴論

『有給休暇の本来の使い方は、遊ぶため』です。」という記事を読んで、「本来の『有給休暇』の使い方とは、体調不良により休む場合です」という暴論 (雇用者側がこんなことを主張したらもちろん違法) をいかにも正論のように主張している人がいることを知った。

ひどいな。労働基準法に反することをこんなに堂々と主張するなんて、あきれたというか、開いた口が塞がらないというか、私は思考停止に陥ってしまった。こういうやつがいるから日本の労働環境は改善されないのだ。しかもこれが「HappyLifeStyle」などという site に掲載されたのだから、その看板と記事内容とのあまりの矛盾に、ホント、苦笑いしかできない。

細かいツッコミをすると、批判記事の方の「有給休暇の本来の使い方は、遊ぶため」というのも厳密には正しくなくて、正解は「有給休暇に本来の使い方などない」だ。遊んでもいいし、別に遊ばなくてもいい。どんな目的であっても有給休暇は利用できるし、その事由を雇用者に伝える必要もない。まあ、「って言うか、それ以外の理由なんてないだろ?」とも書かれているので、批判記事の筆者もその辺は分かっているはず。

なお、「有給休暇届の事由欄は違法?」にも書いたが、使用者の時季変更権が行使されそうな場合に、自分が希望する日程を他の被雇用者 (従業員) より優先的に認めてもらいたい場合には、有給休暇の事由を述べることも役立つ可能性がある (もちろん法律に記されている通り義務ではない)。

そう言えば、職場のかなり年上の方が「今までに有給休暇を1回しか取ったことがない」という話をしていたことを思い出したが、これは褒められたことではない。そういう私も毎年度の有給休暇日数 (のうち翌年度に持ち越せない分) をいつも消化し切れていないので、よくないのだが。もし労働基準監督署の調査が入ったら、うちの職場も有給休暇をちゃんと消化させていない職場と見なされるだろう。被雇用者 (従業員) が有給休暇届をちゃんと出していなくて有給休暇を消化しきれない場合、雇用者が有給休暇日を指定することもできるだろうが、本当は被雇用者 (従業員) が有給休暇届を日数分ちゃんと提出するのが望ましい。


後日談。その後色々調べてみたところ、休日出勤となった際の「休日の振替」と「代休」は別物であることを初めて知った。職場の就業規則を読んでみると、確かに使い分けられている。労務について、私自身も結構無知だなぁ、と感じた。

|

« Vista における aspi32.sys の更新 | トップページ | 目覚まし音に気付かない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40604/45551925

この記事へのトラックバック一覧です: 「本来の『有給休暇』の使い方とは、体調不良により休む場合です」という暴論:

« Vista における aspi32.sys の更新 | トップページ | 目覚まし音に気付かない »