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2005年12月31日

鬱病

この blog で、精神の病気のことをいつか書こうと思っていた。1年の終わりというちょうどよい機会なので、書いてしまおうと思う。

私には、精神分裂病の知り合いがいる (残念ながら今は連絡をとっていない)。彼が発症したのは数年前。彼の携帯電話から私に電話がかかってきたのだが、電話に出てみると全然知らないおじさんの声で「この電話機を拾ったのだが君の知り合いが落としたのではないか」と言われた。その後、彼の電話機を受け取り、彼に近い人を経由して彼に連絡をしようとしたところ、精神分裂病で入院したということを知った。

それ以来私は、精神の病気については普通の人よりも関心を持つようになった。解離性同一性障害 (いわゆる多重人格) の人の日記も読んだりした。そしてここ数年、鬱病の知り合いが身の回りに何人もいることが分かった。

学生の頃、不登校児が集まる、いわゆる「フリースクール」に話を聞きに行ったことがある。周りから見ると些細な出来事でも本人にとっては非常に重大なことがあり、それがきっかけで学校に行けなくなる子どもは少なくないのだ、ということが分かった。その帰り道、taxi に乗り運転手から「どこの帰りか」と訊かれたので不登校児の集まる「フリースクール」を見学してきたとだけ答えたら、「不登校児ってのは怠け者だよなぁ」といった返事が返ってきた。

大きな断絶だと思った。taxi 運転手の意見は、世間一般の意見だろう。しかし、当事者である不登校児は、一部は本当に怠け者かも知れないが、基本的には自分ではどうしようもない状況に苦しんでいるのだ。

鬱病も似たようなものだろう。鬱病の苦しみは、きっと経験者にしか分からない。私自身は鬱病にはなりにくい性格だから、その苦しみは、概念として理解することは出来ても共感することはできないだろう。

ただ、身の回りの鬱病の人に対して、よりよい対応はできるんじゃないかと考えている。私は、鬱病の人に対して今後も以下のような態度をとろうと考えている。

  • あなたのことを根掘り葉掘り訊いたりしません。しかし完全に無関心になるわけでもありません。普通の知人と同じように接します。
  • あなたの意見に全面的に賛成したりしません。私は常に私の意見を持っています。ですが、あなたの話したいことは全部聞きます。
  • あなたが治療期間を予測したら、私は倍の期間を述べます。もしあなたが「多分3ヶ月くらいで治ると思う」と言ったら、私は「専門家じゃないからいい加減な予測に過ぎないけど、長ければ6ヶ月くらいかかるんじゃないかな」と言います。期限付きの仕事じゃないんだから、「いつかは治る」とだけ思っていれば、長めに見積もってもいいと思うのです。
  • あなたが行動したくないとき、判断したくないときには何もしなくても構いません。あなたが何もしない場合の結論は事前に決めておきます。C 言語などにおける switch の中の default: みたいなものです。あなたが何もしなくても、世の中は勝手に進んでいきます。あなたが世の中に関わりたいと思ったときに行動・判断すれば、そのときに初めて case ***: に分岐します。世の中は基本的に while(true) ですから、今日でも後日でも、行動・判断するのはいつでもいいのです。

果たして、これでいいのだろうか。意見があったら、comment を残すか trackback をここに飛ばしてほしい。

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2005年12月24日

Hot Soup Processor

HSPだから/HSPなのに」という記事で、なぜHSPでプログラミングするのかという議論を読んだ。Ruby 作者であるであるまつもとゆきひろ氏が U-20プログラミングコンテスト の審査委員をやった時に気づいたことが書かれている。

実装に工夫したように思われるものは、私や新部さん、吉岡さんたちがソースコードに目を通した。 ほとんどのものは、なんかすごい力業。プロコンに応募する(そして一次審査を通る)ような 高校生はたぶんまわりに相談できる人なんかいなくて、我流でがりがり書いちゃうんじゃないだろうか。 マジックナンバーがちりばめられていたり、抽象化が行われてなかったり。 コードレビューを行う「プログラミングキャンプ」とかの必要性を感じた。

そう、code review が行われないと、技能はなかなか上がらないだろう。そういう私も、今までの programming で自分の code を他人に評価してもらったことが少ない。うーん、既に30代に入ってしまった私だが、今からでもいいから経験してみたい気がする。

いくつかの応募作品は、HSP - Hot Soup Processorで書かれていた。 これのソースを読むのはつらすぎ。ソースコードを読む審査員に負荷をかけるぶん、ちょっと不利かも。 30年前ならともかく、もう21世紀なのにこの言語はないだろう。 逆に言うと、Windows環境でお金をかけずにプログラミングしようと思ったら、 こういう言語しかないのだろうか。

私も HSP には否定的な評価をしているためこの文章には共感しているのだが、昔と違って HSP もちょっとは構造化 programming できるようになっているのだろうか。HSP 3.0 は使ったことがないので、また使ってみるのもいいかも知れない。

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2005年12月13日

燃料切れ

北海道に住んでいた時、私の2輪の燃費は最低でも 15km/l であった。tank 容量が 15l (実際には reserve tank も含めて 19l) なので、1回の給油で最低でも15×15 = 225km 走るはずだった。いつも、距離計が 200km~225km くらいで給油していた。

先日、ちょっとした用事で2輪に乗った。自宅を出るときの距離計は 175km を指していたので、「まだまだ給油しなくても大丈夫だな」と判断したのだが、ちょっと走っただけで燃料切れ。しかも、reserve tank に切り替えてもうまく走らない。ちょうど近くに給油所があったので手押しで寄っていった。給油量は 14.9l。

うーん、何が悪いのだろう。大阪では渋滞が多くて燃費が悪くなっているのだろうか。北海道が、低燃費で走れる特殊な土地ということだろうか。普段そんなに頻繁には2輪に乗らないので燃料代はさほど気にならないが、燃料切れには気をつけなくてはならない。

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